あなたは毎日生活していく中で、思い込みが激しくて疲れてしまう事ってありませんか?
実際蓋を開けてみたら、考えていたことと事実が全く異なっていて考え損だったこともあったり。
あまり思い込みが激しいと「認知の歪み」に陥っている可能性があります。
認知の歪みとは?
認知の歪みとは、思い込みによって物事を正しく解釈できなくなる現象のことです。
ある出来事に遭遇した時に無意識にパッと思い浮かぶことは、日頃の物事の捉え方が大きく影響しています。
というのも、日頃から物事をネガティブに捉えやすい人は自動思考もネガティブになる傾向があります。
例えば学校や職場で機嫌の悪そうな人を見た時に「体調が悪いのかな?」と思う人も居れば、「もしかして私に怒っているのかな?」と思う人も居ます。
同じ出来事に遭遇しているのに人によって捉え方や反応が違います。
物事をネガティブに捉えやすい人は不安な気持ちになったり、イライラすることが多いです。
ちなみに最近では認知の歪みという考え方はもう古いです。
なぜなら認知の仕方には正解がなく、歪みだと言える根拠がないからです。
そのため人それぞれ違う認知の仕方を”特性”であると考えています。
特性に苦しんでいる人に対して無理に矯正するのではなく、別の視点を与えて両方の認知ができるようにするというイメージが最近の認知行動療法の主流となっています。
認知の歪みが起こる原因
「認知の歪みが起こる原因はこれだ!」と断定できるものは正直ありません。
ですが、次のことが認知の歪みが起こる原因だと考えられています。
- 自己肯定感の欠如
- 自己受容の欠如
- トラウマ的な体験
- パーソナリティの問題
- 高ストレスを感じた時
- 親からの愛情不足
- 育った環境が劣悪
この中でも特に自己肯定感の欠如と自己受容の欠如は認知の歪みに大きく影響しているようです。
例えば他人の心を読み過ぎて「自分は嫌われている」と思ったり、「全部自分のせいだ…」と個人化が起きてしまうのは自分に自信がないからです。
実際に自分の存在や自分の感情をありのまま受け入れることを主眼においたAcceptanceCommitmentTherapyやメタ認知療法という治療法で認知の歪みを直接修正することにフォーカスした認知行動療法では、治らなかった不安や鬱に効果を発揮したという報告もありました。
認知の歪みとは?【正しく知って対する】まとめ
認知の歪みが激しくなってしまうと、毎日生きづらさを感じる様になってしまいます。
何に対しても不安を感じるようになり、人に対しても疑心暗鬼になる為です。
あなたにとって本当に頭の中にある想像が正しいものなのか、事実になりうる事柄なのか考えていくステップを入れて自分の考え方を紐解いて改善に向けて動いていきましょう。
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