HSPと仕事

HSPに営業職を勧めない理由(体験談付き)

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)にとって、職業選びは人生を左右する重要な判断になります。

自分の向き不向きが分からいまま、その職業を始めてしまうと結果としてHSPの自分に向いていない仕事でそのあと苦しむことになる為、できるだけ多くの情報を事前に見て判断して欲しいと思います。

その中でも今日はHSPに営業職を勧めない理由について述べていきます。

HSPに営業職を勧めない理由① 刺激が強すぎるから

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Photo by Hunters Race on Unsplash

これはHSPにとって営業職に対する表現としてすべてに当てはまるのですが、刺激が強すぎるという点です。

HSPは人が刺激になります。相手が何もせずに隣にいるだけで気になり意識が向いてしまうのです。

又、朝の満員電車は男女問わず見知らぬ人達と密接になり時間を過ごすしかないなど、誰にとってもストレスにしかなりません。

また仕事が始めっても基本的に対応に追われ、外出してオフィス街に出れば騒音に溢れていてHSPにとって心が休まる場ではないと言っていいでしょう。

HSPに営業職を勧めない理由②電話対応がある

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Photo by Maxim Ilyahov on Unsplash

営業職になれば、外出すれば顧客との商談がありオフィスに戻れば書類作成や電話対応など心が休まる時はありません。

又、特にHSPは電話対応が苦手だとされています。

それは電話をしている最中に他の人が自分の会話聞いていて揚げ足を取られるのではないか、上手く喋れないことを馬鹿にされるのではないかという恐怖感によるものです。

HSPは他人に意識がいきがちなので、他人の目線が気になるんですね。

私も新卒で営業職に就いた時は何十人もいる空間で鳴った電話を取ることは心理的に非常にストレスでした。

初めてのオフィス勤務そして新卒であったということで、たくさんの先輩がその振る舞いについて指導してくれました。

電話での喋り方、名刺の渡し方、話し方などです。

人材派遣の会社ということでその立ち振る舞いについては非常に厳しく言われた思い出がありますね。

そしてクレームの電話など、なぜか電話では喚き散らすのに実際に謝罪に足を運ぶと落ち着いた口調になっている顧客など不思議な経験をたくさんしました(苦笑)

電話だと相手の顔が見えないので自分を強く見せてしまうのかもしれません。

言われた方はたまったものではありませんが・・・。

HSPに営業職を勧めない理由③臨機応変さが必要になる

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Photo by Alex Kotliarskyi on Unsplash

営業職になると一つのことをコツコツする様な仕事内容ではないため、毎日臨機応変さを求められます。

メールを打っている最中に顧客から電話がかかってくればそれに対応して、途中上司から何か聞かれれば的確に回答する。

そんなマルチタスクな状況はHSPにとって当然向いては居ません。

HSPは職人気質と言うかどちらかというと一つのことに専念して行う時に能力を発揮して、感受性も高い為アートや芸術の分野で活躍されている方が多くいます。

残念ながら営業職にアートや芸術的要素は必要ありません。

どんな物事にも冷静に対応して、売り上げ(数字)を上げられれば誰も文句を言わない世界なのです。

HSPに営業職を勧めない理由④過度に厳しくされる

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Photo by Siavash Ghanbari on Unsplash

前述した通り、営業は売上が全てです。

私はこれまでいた会社で早々に月間の売り上げをあげて、定時前に余裕尺尺と変える営業マンやみんなの前で上司に叱責される営業マンとたくさん見てきました。

たしかに経営者や管理職から見ると明日の従業員の給料に関わる大事なことなので、売上目標に対して厳しく言われるのは当たり前なのかもしれません。

しかし、どれも度を越して人格否定する様な経営者もおり、HSP気質を持った私は自分が言われている様な気分になりとても辛かった思い出があります。

HSPに営業職を勧めない理由⑤体力勝負

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Photo by Alberto Bigoni on Unsplash

営業は基本的に外回りがほとんどで、雨の日も、猛暑の日も、雪の日も外出しなげればなりません。

普段なら家に居たくなる様な時でも足を動かさないと仕事にならないので非常に体力的にハードな仕事です。

もちろん体力に自信があるHSPはいますし、若い時はそんなに苦にならないかもしれません。

しかし基本的にHSPは日常生活のいろんなところから刺激を拾ってきてしまう為、疲れやすいとされています。

そういった面で考えると営業職がHSPにとって最適とは言いずらいでしょう。

HSPに営業職を勧めない理由⑥社内競争がある

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Photo by Isaac Smith on Unsplash

HSPは協調性は高いですが、他人との争いごとは極度に嫌います。

営業職は何よりも売り上げを上げることが何よりも上司の評価に繋がります。

どんなにアポイントが取れたり、客先の受けが良くても商品・サービスが購入されないと意味がないと言えます。

そういった中で社内でも営業同士の競争があり、それは日・週・月ベースで管理されて達成できないと厳しく言われてしまうのです。

私は当時マーケティング部に所属していましたが、まったく売り上げが上がらない営業員が社長から怒鳴られたり上司から「お前は売り上げがないんだから会社にとってマイナスでしかない」などど指導を受けているのを見て「絶対に私にはできない」と感じていました。

HSPに営業職を勧めない理由⑦セールストーク

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Photo by Lukas Blazek on Unsplash

HSPは基本的に正直で素直と称されることが多いです。

それは嘘をついてしまうと嘘をついている自分を責めてしまうから。

営業員が自分の商品を売り込む際に、必ずしも自分の本音に反した売り方をしなければならない時がありそれらがHSPの心を苦しめることがあります。

自分のセンスに応じで本心から素晴らしいと思っている物を売れるのであれば遣り甲斐を感じると思いますが、自分で制作した訳ではもない様なケースがほとんどだと思いますので難しい印象です。

HSPに営業職を勧めない理由⑧時間管理

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Photo by Sonja Langford on Unsplash

HSPは「いつまでに行わないといけない」という状態がとても苦手です。

例えば〇月〇日にAさんと会うというだけでその日に向かってプレッシャーをどんどん自分で感じてしまい緊張してしまうのです。

本当に?と思うかもしれませんが、HSPの心はそれぐらい繊細だと捉えておいて間違いありません。

HSPに営業職を勧めないの理由⑨休みの日も緊急対応がある

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Photo by NordWood Themes on Unsplash

営業職はトラブルがあれば休みの日であろうと深夜であろうと対応しなければならない時があります。

電話がかかってきて取らなければ契約が取れなかったり、解約されてしまったり商機を逃してしまうからです。

実際私が人材派遣会社の営業をしていた時は土日にスタッフの方から連絡があり「悩みがある」と言われればその方の近所まで行って話を聞きに行っていました。

又、勤務時間が終わっても上司や同僚から「あの書類データどこだっけ?」「明日の商談なんだけど」と連絡がひっきりなしにかかってきて本当に疲弊した経験があります。

オンオフをしっかり付けて次の日へのエネルギーを溜めておきたいHSPにとって全く向いていない状況だと思います。

HSPに営業職を勧めないの理由⑩基本的に会う人が初対面

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Photo by Stillness InMotion on Unsplash

営業をしていると初めにアポイント取りから行っていきます。

ルート営業の場合、いつも決まった担当者と会うだけなのでまだ良いのかもしれませんが飛び込みで新規営業をかけていくような仕事内容だと毎日初対面の連絡で、HSPにとってはそれは刺激になるので疲れ果てていきます。

又、飛び込みで会社へ訪問しても「今忙しいんだよ!」とか「機会あれば」とどうでもいい様な扱いをされ続けることで繊細なHSPは自己肯定感を下げていく印象です。

HSPに営業職を勧めないの理由(体験談付き)まとめ

ここまでHSPに営業職を勧めない理由を自分の体験談付きで話してきました。

私自身は新卒で営業職に就いてから「全く合ってない」と感じたため、それ以来営業職には就くのを止めました。

ただ世の中にはそれでも営業が苦手な自分を克服しようと毎日頑張っておられる方もいらっしゃると思います。

実際その努力は素晴らしいものですが、自分がやっていて苦しいことを延々やり続けることは当然ながら精神衛生上よくありません。

自分に合った適職を見つけるとびっくりするくらい穏やかな日々を過ごせることがありますので、このページを見て頂いているHSPにもそういった職に就いてもらいたいと願っております。

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