HSPとの付き合い方

自称HSPがうざい10個の理由

自分がHSPだと話すと「はいはい、分かった分かった」とか「繊細だって分かっているなら強くなろうよ」という反応をされたことはありませんか?
始めに言うと当然私はHSS型HSPの為、HSPの方のお話を聞いてうざいと思ったことはありません。(当たり前ですが)

少し前に日本の芸能人の間でも「私はHSPだと思う」と発信される方が増えた影響でSNS上では自称HSPを語るワードで賑わったことがありました。


世の中には「自称HSPさん」で溢れた訳ですが、その時の非HSPの人達の反応はアレルギー反応かの様な「甘えんな」「みんな大変なんだよ」という言葉を浴びせかけていました。

今日はなぜ自称HSPはうざいと思われるのか考察してみます。

HSP(Highly Sensitive Person)ハイリー・センシティブ・パーソンとは

HSPとは1996年アメリカの心理学者のエレイン・N・アーロンにより提唱されたHighly sensitive personの略で高い感覚処理感受性を有する人、または気質のことを指します。

HSPの特徴

  • 一つのことを深く考えるのが好き
  • 共感しやすい
  • 感受性が豊か
  • 人にやさしくできる
  • 大きな音や光の刺激が苦手
  • 人混みが苦手
  • 気を読み過ぎて疲れる
  • 近くで誰かが怒られていると自分が怒られている様な気分になる
  • 忘れたい過去が繰り返し蘇る
  • 他人に何か指摘されると中々そのことが頭から離れない
  • 周りが自分をどう思っているか強く気になり不安になる

上記の様な特徴がありますが、病院やクリニックへ行かれる際も「治療」を目的として治すものではありません。
診療やカウンセリングをお受けになる際も「HSPを治したいので薬を処方して欲しい」といったスタンスより薬物治療なしでHSP気質が改善する考え方やコツの習得を目指されたらと思います。

自称HSPがうざい10個の理由①そもそも世の中には非HSPの方が多い。

aerial photography of pains
Photo by veeterzy on Unsplash


世の中には5人に1人の割合でHSPが存在していると言われていますが、言い返すと4人は非HSPとなりあなたが日々感じている強い繊細さを感じていない事になります。

となると上記で書いたあなたの繊細さへの反応は当然と言えば当然なのかもしれません。


なぜ理解されないのか?と悲しんだり怒りたくなる感情が湧き出てくるのは分かりますがそれらの感情を言葉に出して言う前に深呼吸をして落ち着きましょう。

自称HSPがうざい10個の理由②経験不足だと思われているパターン

man sitting facing monitor
Photo by Simon Abrams on Unsplash



人は年齢や社会経験を重ねていくことで人間として成長していきます。


当然HSPも年齢を重ねて少し鈍感になったり場に慣れることで気質が出にくくなることはあるのですが、本質的な部分に変わりはありません。

非HSPから見るとHSPのことを年齢を重ねてもマルチタスクや臨機応変にうまく対応できない様子を見たり、一見不器用に生きている様に思えて色々言いたくなってしまうのかもしれません。

ただこれは経験が不足しているから起きているのではなくて生まれ持った気質なのでどうしようも無いことではあるのですが、この辺りはもう少し世の中にHSPの事が浸透していくまで時間がかかりそうです。


くれぐれも何か不都合が発生した時に周りに対して「私はHSPだからできないんだ」と言ってしまうのは開き直りや言い訳に聞こえてしまう場合があるので控えた方がよさそうです。

自称HSPがうざい10個の理由③ なんでもうざいと文句を言いたい人はいる

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Photo by Mevrouw Hatseflats on Unsplash


よくインターネットの記事のコメント欄やSNSのリプライ欄を見ると難癖をつけて文句を言いたい人が一定数いることが分かります。

どんなに説明しても分からずどうしようもならないことに対して文句を言い続けたい人は世の中にはいるということを理解しておくと傷つかずにすむかもしれません。

自称HSPがうざい10個の理由④自称HSPをアピールしすぎる

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Photo by Jaime Lopes on Unsplash


あまり頻繁に自分がHSPであることを話すと色々なことに対して苦手意識やストレスを感じやすいことの言い訳に聞こえてしまう為、カミングアウトする相手は大切な家族やパートナー、友人にだけにするなど選ぶようにしましょう。

自分ではアピールしてるつもりはないのに自分の繊細なところを理解して!と言われている様で嫌な思いをする聞き手の方もいるようです。

総じてそういう風に感じる人のタイプはHSPとは対照的なパワフルで喋るのも好きなグイグイ引っ張っていく感じの様な気はしますね。

http://kirakulabo.info/hspはめんどくさい人と思われがちな理由/

自称HSPがうざい10個の理由⑤非HSPがひどいかの様に思われる

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Photo by Isaiah Rustad on Unsplash



前述した通り、世の中のほとんどの人達が非HSPの中で少数派のHSPがいかにも被害者かたの様な取り扱いをされることでまるで非HSPが加害者の様な位置づけの様な感じで書かれている記事もあります。

そういった中で非HSPがHSPをいじめている様な印象で感じる方もいてそういった方から見るとHSPの敏感さは何とかしてくれと思う対象なのかもしれません。

自称HSPがうざい10個の理由⑥甘えていると思われている

HSPはその繊細さ故に職場、学校、家族とのやり取りなど中々上手くできなかった時間がかかるケースがあります。

私の経験として、同僚がちょっとしたことでも傷ついてしまってトイレで泣いて出てこないといったことがあったりしたのですが今考えると彼女はとても繊細だったのかもしれません。

HSPは精神疾患ではありませんので、そういった面から見ても非HSPや第三者から見る理解されずらいのかもしれません。

特に自分から繊細だと言ってしまうと「それって甘えでしょ?何とかなるよ」という目線で見られてしまうことが多いかなと思います。

また年配のHSPになればなるほど周りの当たり方もきつい様に感じます。

年甲斐もなく何を言ってるんだとか、今まで楽な人生を歩んで苦労していないんじゃない?とかですね。

経験や年齢には関係がない、HSPは変えることができない気質の話であることは言うまでもありません。

自称HSPがうざい10個の理由⑦言い訳だと思われる

HSPは日頃からたくさんのことを頭の中で巡らせていて、突発的な仕事や出来事に対応するのに時間がかかることがあります。

例えばそれに対して「実は私は今世間で言われている様なHSPっていう気質で…」と話すと言われた方は「へ~何それ?」というリアクションから「あ~そうなんだ」と言われる方まで人それぞれです。

ただ言われた方は結局、それはできないことへの言い訳であると受けとらえてしまうことがしばしばある様です。

自分のことを知りそれに合う様に毎日を生活したり仕事をしたいという気持ちはHSPにはきっとあるはずですが、周りが気を使わないといけない状況は話が別で難しいです。

ただカミングアウトした上でそれでも頑張るあなたを見たら周りも応援してくれるかもしれませんね。

私個人の考えとしては、頑張るという行為自体心に負荷がかかっている状態なので職場や仕事選びについてはより慎重になった方が良いとは思います。

HSPに向いている仕事はこちらの記事でお話しています。

http://kirakulabo.info/hsp%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e3%81%ae%e4%bb%95%e4%ba%8b5%e9%81%b8/

自称HSPがうざい10個の理由⑧優れているアピール

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Photo by Àlex Rodriguez on Unsplash

自称HSPがうざいと思われている原因の一つが「自分は繊細だけど、こんなことに優れている」というアピールが過ぎてしまうことです。

このブログでもHSPは繊細で傷つきやすいけど、こんな点に優れているという情報を発信しているのでこういわれてしまうと心苦しいのですが、非HSPにとってはそれを自分達より優れているというアピールに聞こえてしまうことがある様です。

当然発信している側や話しているHSPには自慢している気はありません。

どちらかというと自己肯定感が低い自分にとってこういった情報に触れられて嬉しいと思っているということが大半なのですが、これを他の人に話すのは伝え方を気を付けなければならない様です。

自称HSPがうざい10個の理由⑨手間がかかる

people walking on grey concrete floor during daytime
Photo by Timon Studler on Unsplash

今の日本において企業が人材を採用するあたって「即戦力」「使い勝手の良さ」が求められている様に感じます。

そんな中でHSPは採用する側や関わる側にとって手間がかかると敬遠されがちなのかもしれません。

要は時間がかかることに対して面倒であるという感覚です。

HSPに対しては傷つかない様に丁寧に話さないといけないとか、一度に仕事をたくさん任せてしまうと頭がパンクしてしまうから任せられないとかそういった気遣いを周りがしないといけないと思われている可能性があります。

自称HSPがうざい10個の理由⑩細かいことに気付きすぎる

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Photo by John Schnobrich on Unsplash

HSPは後から問題にならない様に、何か頼まれ事をしたり仕事の依頼を受けた際には非HSPがあまり気にならない様なことを詳しく聞いて確認しようとします。

そういった感覚は失敗を起こしてはいけない現場において重宝されるべきだと私は思いますが、今はどんな仕事でもスピードを求められてしまい、そういった石橋を叩いて渡る様な感覚が嫌煙されているのかもしれません。

個人的にはその職場でそういった確認行為がうざいと思われたとしても、仕事のやり方としてあとから変える必要が無いと思っています。

自称HSPはうざいと思われない為に

HSPのほとんどの人は非HSPの人が思っている様な「私は繊細だから同情して欲しい」や「あまり厳しくしないで欲しい」と思って自分がカミングアウトしている訳ではありません。

ほとんどのケースとして世の中にいる他のHSPと気持ちを共有したりすることで安心したいのです。

もしHSPが何か情報発信などを目的としてSNSなどを使うことがあれば、世間にあるたくさんの考え方の一つについて話しているのであり、それに共感してくれる人もいて共感してくれない人がいることを頭に入れておくといいかもしれません。

自称HSPがうざい10個の理由のまとめ

個人的にはSNSなどを使って自分がHSPかもしれないと発信していくことは全く悪いことではないと思っています。

既に多くの方が行っているのできっと同じ経験をお持ちの方がいれば共感してくれるでしょうし、違う場合は違うとアドバイスを受ける機会にもなります。

HSPのことをうざいと思われる方を0にするのは大変ですが、減らしていくには正しい情報を得てもらうしかないのいで微力ではありますが、私はこのブログで情報発信を続けていきたいと考えています。


HSPであることを相手にまで押し付けない、理解されたらラッキーぐらいの軽い気持ちで考えて頂けると自分にとってもストレスにならず気が楽かもしれませんね。

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