HSPの幼少期のことをHSC(Highly Sensitive Child)と呼びます。
HSPの方にお話を伺うと子供の頃から「ちょっとしたことでショックを受けた」「深刻に考える癖があった」とおっしゃられる方は少なくありません。
私の場合、学校で友達と1~2人で話している時はペラペラ言葉が出てくるのに人数が増えていくごとに喋りづらさを感じていました。
誰かと喋り始めが被ってしまうと申し訳ない気持ちがあったり、恥ずかしいという気持ちがあったんですね。
それが恥ずかしがり屋と言われることもあったのですが実際音楽会で指揮者をやってみり、学芸会でオズと魔法使いを演じた際はライオン役(主要な役回り)になったりと目立ちたがり?の気質を持っていました。
このあたりはHSCでありながら刺激を求めるHSS型HSPの気を感じるなと思います。
大半のHSPは先天性のもので生まれ持った気質なので幼少期に周りと違うことに違和感を覚えていたとしても不思議なことではありません。
私自身もHSPと気付くまで誤った認識で自分を責め続けてしまった経験があります。ここではHSP(HSC)と正しい認識で向き合っていく為に必要な情報を述べていきます。
幼少期のHSP(HSC)特徴
- 困っている友人がいると放っておけなかった
- 先生や友達の顔色や機嫌が気になった
- 今考えれば友人の気持ちを先回りして行動していた
- 子供ながら気疲れをしていた
- 仲間外れになった子と仲良くしていた
- 先生に他の子が叱られていると自分が怒られている様な気持ちになった
- 自分がいない時に友人に笑われたり何か言われているのではないかと不安になった
- 怪我が少ない..etc
HSCはこれまでの育ち方が悪かった訳ではない
上でも述べましたが、基本的にはHSPは生まれ持った気質なのであなたの行いが悪くて後天的になったわけではありません。HSPの方のお話を伺うと「どうして自分はこんなに繊細になってしまったんだ」と自分を責める方がとても多いです。しかしあなたの行いが悪くて繊細になったという訳ではないのです。ましてや親御さんの教育が原因でHSPになったということはほとんどのケースでは原因として当てはまりません。
HSP(HSC)は病気ではない
HSPは生まれ持った気質そして考え方の癖なので精神疾患や病気といった類のものではありません。
周りの小さなことに気付いてネガティブになったり落ち込んだりするので自分は病気なのかもしれないと考えるあまり、抑鬱状態になり鬱病を発症する方も少なくありません。
また初めに病気だと思いクリニックへ相談した結果、鬱状態と診断されて薬を処方されたというケースもあります。たしかに薬で救われる人もいるのですが、HSPの辛さを薬でカバーするのは個人的には反対です。
どうしても薬に依存してしまい飲まないと落ち着かなくなったり、断薬した際に離脱症状が出る為です。その場合離脱症状は長年服用しただけとても苦しいものになります。
HSPの気質が強すぎる場合は薬以外にも認知行動療法やカウンセリングなど
効果的だとされる方法がたくさんありますのでそちらをまずおススメしたいと思います。
HSP(HSC)が幼少期から感じる違和感のまとめ
現在自分がHSPだと認識している方にとってHSCであった思い出をたくさんお持ちだと思います。大人になってHSPを知った今、全ての悩みについて合点がいくものだったのではないでしょうか。
又もしご自身のお子さんがHSCだと分かった時、様々なことに敏感であることを長所として才能であると褒めてあげてください。
お子さんには非HSCの子が気付かない世界に生きていますのでそれを否定するのではなくそれに合った環境を選んでいくことで将来素晴らしい才能を開花させてくれることでしょう。
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