ここ数年でHSP(ハイリーセンシティブパーソン)が多くのメディアで取り上げられて、SNSやインターネット上でHSPの傾向を知ることができるオリジナルのHSP診断が増えてきました。
基本的にHSPの提唱者であるアーロン博士の作成されたHSP気質に関するテストを元にしていることが多い訳ですが、こういった診断でテストについてやってみてもよく分からないという声もあるのは事実です。
このページではHSP診断で精密に答えを得るコツについて述べていきます。
HSP(Highly Sensitive Person)ハイリー・センシティブ・パーソンとは
HSPとは1996年アメリカの心理学者のエレイン・N・アーロンにより提唱されたHighly sensitive personの略で高い感覚処理感受性を有する人、または気質のことを指します。
HSPの特徴
- 一つのことを深く考えるのが好き
- 共感しやすい
- 感受性が豊か
- 人にやさしくできる
- 大きな音や光の刺激が苦手
- 人混みが苦手
- 気を読み過ぎて疲れる
- 近くで誰かが怒られていると自分が怒られている様な気分になる
- 忘れたい過去が繰り返し蘇る
- 他人に何か指摘されると中々そのことが頭から離れない
- 周りが自分をどう思っているか強く気になり不安になる
HSP診断で精密に答えを得るコツとは?①自分の気になる性格についてメモに書き出す
まずはクリニックでもWeb上でもHSP診断を受ける前に、自分がどんな性格傾向で悩んでいるのか知っておくことが大切です。
自分自身に対して苦しさであったり、生きづらさを感じている点、良い点を理解していないと診断に対して答えてもふわっとした回答になってしまう為です。
難しく考える必要はなく、直感的に文章にして書き出してみましょう。
HSP診断で精密に答えを得るコツとは?②かかりつけの病院へ行く
HSP診断をする前に、本当にその繊細さなどがあなたの本質的なところから出ている気質なのか考える必要があります。
よくHSP診断でHSPだということをSNSなどで発信すると「そんな点は誰にでもある」と言われてしまうことがありますが、それはある部分では正しくて人は疲れを身体的に感じていたり直近で悲しい事や辛い事があると誰でも気持ちが弱くなり、普段気にならない様なことでも気になってしまいます。
ですので、本当に今感じている繊細さは何か身体的不調から来ているものではないか、普段風邪などをひいた時に行くかかりつけ医の診断を受けると良いでしょう。
HSP診断で精密に答えを得るコツとは?③何度か受けてみる
Web上で受けることができるHSPセルフチェックは無料でいつでも自分ですることができます。
もしあなたに時間がある時にそれらを複数回チェックすることをおススメします。
できれば時間帯は一緒で健康状態は同じで無くても構いません。体調によって回答に振れ幅がある様だと一概にHSPだと判断するのは早いかもしれません。
人は体調や環境によって感じ方が変わる生き物であることを念頭に置いてトライしてみましょう。
例)調子が良い日は全く繊細さを感じないけど、疲れた時は気が弱くなる
HSP診断で精密に答えを得るコツとは?④HSPだと決めつけてかからない
HSP診断を受ける時は、何かしらその繊細に気付いて行うことがほとんどだと思いますがなるべく受ける前の考え方としてフラットの方が良いと言えます。
なぜなら初めから「自分はHSPに違いない!」と考えてチェックするのと「HSPになりたくない」と考えて行うとでは結果に差が生まれる為です。セルフチェックではそうありたいとバイアスがかかった状態では願っている結果が出やすくなります。
できればセルフチェックを行う際は気持ち半分くらいのテンションで受けることをおススメします。
HSP診断で精密に答えを得るコツとは?⑤自分で全てを決めない
医療従事者ではない方がインターネット上の情報だけで自分の性格傾向を確定させてしまうことは危うさも持ち合わせています。
インターネット上の情報はあくまで参考として捉えて、それを確定させるにはやはり専門カウンセラーや専門医の判断を仰ぐのが良い事は言うまでもありません。
実際にクリニックへ行ったところ考えていたものと異なる病名が付くことは往々にしてあるのです。
HSP診断で精密に答えを得るコツとは? まとめ
HSP気質を持った方はとても真面目な方が多く、言われたことに対して「そうかもしれない」と協調する傾向は強いです。
曖昧な情報に対して肯定してしまう為、それが自分にとってプラスにならない情報も汲み取ってしまうのです。
インターネット上には無数の情報があるので、それらを取捨選択していく必要があることを忘れずにいましょう。
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