HSPとの付き合い方

HSPにとってカフェインが苦手な理由と対策【心理カウンセラー監修】

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)にとって苦手な状況や食べ物というのはいくか存在していますが、中でもカフェインについてはHSPが苦手なものとして、たくさんの体験レポートがあがっています。

それでは本当にHSPはカフェインが苦手なのでしょうか?

 

このページではHSPのカフェインが苦手な理由と対策を考えていきます。

HSP(Highly Sensitive Person)ハイリー・センシティブ・パーソンとは

HSPとは1996年アメリカの心理学者のエレイン・N・アーロンにより提唱されたHighly sensitive personの略で高い感覚処理感受性を有する人、または気質のことを指します。

HSPの特徴

  • 一つのことを深く考えるのが好き
  • 共感しやすい
  • 感受性が豊か
  • 人にやさしくできる
  • 大きな音や光の刺激が苦手
  • 人混みが苦手
  • 気を読み過ぎて疲れる
  • 近くで誰かが怒られていると自分が怒られている様な気分になる
  • 忘れたい過去が繰り返し蘇る
  • 他人に何か指摘されると中々そのことが頭から離れない
  • 周りが自分をどう思っているか強く気になり不安になる

上記の様な特徴がありますが、病院やクリニックへ行かれる際も「治療」を目的として治すものではありません。
診療やカウンセリングをお受けになる際も「HSPを治したいので薬を処方して欲しい」といったスタンスより薬物治療なしでHSP気質が改善する考え方やコツの習得を目指されたらと思います。

http://kirakulabo.info/hsp%e3%81%ae%e7%89%b9%e5%be%b4%e3%81%a7%e3%82%82%e3%81%82%e3%82%8b4%e5%a4%a7%e7%89%b9%e6%80%a7%e3%80%8cdoes%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%81%af%e4%bd%95%e3%81%8b%ef%bc%9f/

HSPはなぜカフェイン苦手なのか?

HSPはなぜカフェイン苦手なのか?

カフェインは本来リラックスしたい時にティータイムや疲れた時のエナジードリンクなどに多く含まれていて、愛好家がいるくらい人気があります。

しかしHSPが刺激に対して敏感になる理由の一つとして挙げられている「脳にある偏桃体」が過剰に反応することからと言われていますが、カフェインの刺激がHSPにとっては効きすぎてしまうことが考えられます。

主なカフェインの作用
  • 覚醒作用や鎮痛作用
  • 自律神経の働きを高める
  • 興奮作用

など

一度カフェインを摂取すると4時間程度残ると言われていて、8時間程では体内で半減していきます。

これだけの間、ずっと興奮状態が続くわけではありせんが、HSPにとってよくあるのがこのずっと頭がカッカしてしまったり、胸がむずむずする様な焦燥感を感じて落ち着かなくなると言ったお話をよくお聞きします。

又、コーヒーなどの匂いが苦手という方も以外に多かったりするのです。

HSPができるカフェイン対策とは?

HSPができるカフェイン対策とは?

それではHSPはコーヒーが飲めない、カフェでゆっくりできないのでしょうか?

デカフェ・カフェインレスで飲んでみる

本来カフェインが入っている物からカフェインを取り除いた物をデカフェと呼び、カフェイン含有量が低いものをカフェインレスと呼びます。

いずれもカフェインの含有量は0ではありませんが、カフェインが普通に入っている食べ物・飲み物に比べるとHSPにとっては飲みやすいかもしれません。

具体的に、コーヒーがもたらす興奮作用についてはほとんどがカフェインが原因だと言われていますので、摂取する量が少なければ少ない程HSPに与える影響は少ないと考えられます。

水分を摂る

カフェインを摂る前に、水分を摂ったあとに摂取することでカフェインの作用を和らげる効果があります。

又、水分には身体からカフェインを排出する効果も期待できるのでカフェインに弱いと感じる時は積極的に摂っていきましょう。

深呼吸をする

もしHSPのあなたがカフェインを摂って気分が悪くなってしまった時には、深呼吸をしてみましょう。

深呼吸には自律神経失調症を整える効果があるので、ゆっくり深く行ってみてください。

コーヒーにミルクを足してみる

コーヒーにミルクを足すことで、カフェインの摂取量を抑えてくれて、且つ胃を守ってくれる為コーヒーを飲んだあとに気持ち悪くなってしまう症状を防いでくれることがあります。

HSPにとってカフェインが苦手な理由と対策 体験談

HSP気質をもったAさん(20代)はよく商談で使い勝手が良いと都内のカフェを利用していました。

始めはコーヒーなどカフェインを含んだ飲料で集中力を高めようと、毎日の様にオーダーしていたのですがどうも途中で胸がムカムカしたりあまり体質に合わない様な気を感じていたのです。

オフィスに戻っても、残業時にはエナジードリンクを買ってデスクに持ち込んでいた様ですがカフェインの影響か落ち着きがなくなってしまって逆に仕事の効率が下がってしまった様です。

ある時に「これってコーヒーとかカフェインの影響なのかな?」と考えて、カフェではジュースやミルクに変えたり、残業時もエナジードリンクやカフェイン入りのドリンクは止める様にしたら気分が悪くなることが無くっていきました。

HSPにとってカフェインが苦手な理由と対策 のまとめ

カフェインが入ったドリンクなどは本来、摂りすぎると確かに悪影響も出ますが普通に嗜むくらいでしたら楽しめるものだと思います。

しかしHSPにとっては逆に不快な気持ちになってしまうこともあるので、その摂り方については少々工夫が必要です。

カフェインに限らず、普段何気なく摂っているもので「何だか食べた後に体調がおかしいな」と感じた場合は、食べ物について調べてみたり、食生活を見直してみましょう。

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