HSP(ハイリーセンシティブパーソン)が空腹やダイエット苦手ということは以前お話させて頂いたのですが、ダイエットが苦手となると体重管理が難しくなることは言うまでもありません。
実はこの体重がHSPにとって疲労回復にとって重要な睡眠に非常に重要になってくるのです。
昨今話題になっている「睡眠時無呼吸症候群」は肥満気味の人に起こりやすく睡眠の質が悪くしてしまうと言われています。
このページではHSPが気を付けておきたい 「睡眠時無呼吸症候群」 についてお話していきます。
HSP(Highly Sensitive Person)ハイリー・センシティブ・パーソンとは
HSPとは1996年アメリカの心理学者のエレイン・N・アーロンにより提唱されたHighly sensitive personの略で高い感覚処理感受性を有する人、または気質のことを指します。
HSPの特徴
- 一つのことを深く考えるのが好き
- 共感しやすい
- 感受性が豊か
- 人にやさしくできる
- 大きな音や光の刺激が苦手
- 人混みが苦手
- 気を読み過ぎて疲れる
- 近くで誰かが怒られていると自分が怒られている様な気分になる
- 忘れたい過去が繰り返し蘇る
- 他人に何か指摘されると中々そのことが頭から離れない
- 周りが自分をどう思っているか強く気になり不安になる
HSPとは上記の様な特徴がありますが、病院やクリニックへ行かれる際も「治療」を目的として治すものではありません。
診療やカウンセリングをお受けになる際も「HSPを治したいので薬を処方して欲しい」といったスタンスより薬物治療なしでHSP気質が改善する考え方やコツの習得を目指されたらと思います。
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群は睡眠時に10秒以上の無呼吸状態といびきを繰り返すのが特徴だと言わています。
呼吸が一時的にでも停止すると、血中の酸素が不足し、深い睡眠がとれなくなってしまいます。そのため、夜中に何度も目が覚めたり、呼吸が苦しくなる夢を見たり、起床時に疲れが取れていなかったりと、しっかりと体を休めなくなってしまうのです。
睡眠時無呼吸症候群が及ぼす悪影響
慢性的な睡眠不足の状態に陥ることから、日中に強い眠気を感じ、記憶力や集中力が低下することがあります。又、気分が落ち込み、うつ状態が現れるケースもあるので深刻な状態になる前に対処することが必要となります。
さらに、症状が進むと、高血圧や不整脈、動脈硬化を促進するという報告もあり狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの合併症を引き起こす危険性も増加するため、しっかりと治療を受けることが大切です。
治療
肥満の人が睡眠時無呼吸症候群を患っていることも多いため、まずは生活習慣の改善が基本です。喉の周辺に脂肪が蓄積されていると呼吸がしづらくなるため、体重管理を行い、減量をめざしていきます。
寝ている間の対処療法としては「CPAP療法」と呼ばれる鼻マスクを装着し、マスクにつながった機械から空気を送り込むことで呼吸を改善させるものや、軽症の場合「短期的使用鼻咽頭エアウェイ(鼻腔挿入デバイス)」という気道を確保し、上気道が狭くなる、または閉塞することを防ぐ方法もあります。
また、専用のマウスピースで顎の位置を整えることにより、呼吸を改善させる「マウスピース治療」も、症状が軽い場合には用いられています。根治療法として外科的手術扁桃の肥大が原因で喉や気道が塞がっている場合、手術によって扁桃除去術で改善するケースがあります。
予防
睡眠時無呼吸症候群は、家族などの周囲から「いびき」を指摘されることで発覚するケースも珍しくないです。いびきが気になる人や、日中の眠気や疲れやすさなどに悩んでいる人は、早めに専門の医師による診察を受けることが必要があります。
また、高血圧や糖尿病、高脂血症の人が合併しやすいこともわかっているため、健康的な食生活や適度な運動を心がけることが大切で睡眠時無呼吸症候群はまれに突然死につながることもあるため、適切な治療を受け続ける必要があります。
HSPが気を付けたい睡眠時無呼吸症候群について まとめ
冒頭お伝えした通り、HSPは空腹であることに我慢できずダイエットが苦手ということあり、肥満気味となり「睡眠時無呼吸症候群」気味になってしまうことがあります。
他人軸でものごとを考える癖があるHSPにとって旅行で同部屋になった友人や結婚相手から「いびきがうるさい」と言われてショックだったという方も居て、取り分け男性に多い様な傾向がある様に感じます。
他人に迷惑をかけないようにと手術を受ける方もいて、重症化する前に生活習慣を見直して肥満気味の生活にならない様に気を付ける様にしましょう。
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