HSPとの付き合い方

【2021年版】HSPと相次ぐ芸能人の死について考える

昨年、コロナが猛威を振るはじめてなんとなく世の中が元気がなく皆気持ちが塞ぎ込みになってきた時期に芸能人の死が相次ぎました。

中にはコロナウィルスを起因としない自死だとする芸能人の方の痛ましいニュースも起きてしまい世の中全体が悲しみに包まれました。

芸能人による自死は国内外多く発生しており、隣国の韓国では毎年亡くなる芸能人が出ています。

HSPの中では素晴らしい表現力やタレント性を持った方もいて繊細さを上手くケアしながら活躍されている方が大勢いらっしゃいます。HSPをカミングアウトした芸能人

このページではなぜ芸能人が死を選ぶケースが起きるのか、またHSPとの関係性について考えていきます。

HSPと相次ぐ芸能人の死について考える①スケジュールがハード過ぎる

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Photo by JESHOOTS.COM on Unsplash

スケジュールがハードかどうかの容量は人によって異なります。

どんなに働いても疲れない様なスーパーマンの様な人がいるのも事実ですが、刺激に弱いHSPにとって睡眠時間と一人になる時間をしっかり設けることは精神衛生上どうしても必要になるのです。

しかし芸能界の仕事は時間が不規則で長時間の収録もある為、このバランスが偏り心を壊してしまう芸能人の方が多い様です。

HSPと相次ぐ芸能人の死について考える② 過酷な減量

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Photo by Siora Photography on Unsplash

俳優や女優を職業にしてらっしゃる方は太っていることを売りにしていない以上、過酷な体重管理が必要となり日々の食事に気を使ってらっしゃる様です。

特にアイドルの方も過酷すぎるダイエットに、摂食障害を起こしたり精神的に不安定になることが多いです。

特に痩せていることを事務所から求められていない場合でも、ファンからSNSを通して「太った」「痩せた方がいい」と言われるのが嫌で過酷な減量に走ってしまう方がいるのです。

その結果、気分の上げ下げの回数や幅が大きくなりそれに耐えられなくなり鬱を発症するケースもあります。

HSPと相次ぐ芸能人の死について考える③精神的な孤立

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Photo by Avel Chuklanov on Unsplash

芸能人は特殊な仕事で誰にも相談できない「精神的な孤立」の状態に陥りやすいです。

イメージで仕事をしている部分もあり、精神科に通う姿や悩んでいる姿を簡単に外部に見せることができず相談できないのです。

孤立は更に自分を追い詰めていき、思考の狭窄を起こします。

考え方に余裕がもてず、これしかないと一つの答えしか浮かばなくなるのです。

それが自死の場合、非常に危険な状態と言え周囲のサポートが必要になります。

HSPと相次ぐ芸能人の死について考える④SNSの誹謗中傷

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Photo by Ochir-Erdene Oyunmedeg on Unsplash

近年、芸能人もSNSを使ってファンとダイレクトに交流を図る様なマーケティングを行っています。

当然熱心なファンは彼らの活動を応援するメッセージを毎日送ります。

それが芸能人たちにとっても活動のエネルギーになっているはずです。

しかし最近ではドラマの役柄であっても劇中の行動を批判したり、人格否定する様なメッセージを芸能人に送りそれがきっかけで芸能界を去ってしまったり、最悪のケースとして自死してしまうタレントも出てきました。

相手が近くにいない、顔が見えないことで気持ちが大きくなり気持ちが思うままに誹謗中傷を行っているケースもあり誹謗中傷を行っている本人からしたら日頃のストレスや輝いて見える芸能人への嫉妬心から行っているのかもしれませんが、決して許される行為ではありません。

HSPと相次ぐ芸能人の死について考える⑤過激な取材

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Photo by Zeg Young on Unsplash

最近では過度な取材方法についても話題になっています。

直近ではタレントの華原朋美さんが乗っていた車を追いかけてくるタクシーを問い詰めたところ乗客が取材記者であったということ、そして暴力を受けたという事でニュースになりました。

華原朋美さんをタクシーで追跡、暴行か 容疑で男を逮捕

歌手の華原朋美さん(46)の腕をつかんだなどとして、警視庁大崎署が16日、暴行の疑いで東京都江東区の自称会社員の男(32)を現行犯逮捕していたことが、捜査関係者への取材で分かった。同署によると男は容疑を否認。華原さんと面識はなく、詳しい経緯を調べている。

出版社の光文社によると、男は同社のスタッフで取材中にトラブルになったという。

 同署によると、男はタクシーに乗り、別のタクシーで移動する華原さんの後を追っていたとみられる。追跡が約30分間続き、気づいた華原さんがタクシーを止め意図を確認したところ、暴行を受けたという。

産経新聞

こういったケースは一例で、人気アイドルにもなると年中家の前で張り込みをされてコンビニエンスストアへ行く姿までスクープとして載せられたり、有りもしない噂話を書かれる様で芸能人たちを苦しめています。

こういった過度な取材は芸能人たちのプライベートの部分を売りにしているところはありますが、やはり相手への配慮をして然るべきでしょう。

HSPと相次ぐ芸能人の死について考える⑥若者の死因トップが自殺である日本

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Photo by Annie Spratt on Unsplash

厚生労働省が発表した2019年の「人口動態統計」のデータによると15歳~39歳までの死因トップが「自殺」だとされています。

又、各年代の順位でも「自殺」はランクインしています。

芸能人が自ら命を絶つことが相次ぐ背景には、社会問題として若年層が生きづらさを感じるそして希望を持てない時代的な背景があるのでしょう。

HSPはそういった目に見えない雰囲気やオーラを感じやすい気質なので、世の中全体が暗いとなると自分にも悪影響を及ぼしてしまいます。

HSPと相次ぐ芸能人の死について考える⑦周囲への影響

black spiral staircase with black metal railings
Photo by Gary Yost on Unsplash

厚生労働省は著名人が亡くなり、自殺と報道される状況になると報道発表を行い「報道により自殺を誘発する可能性がある」と注意喚起しています。

著名人の自殺に関する報道は「子どもや若者の自殺を誘発する可能性」があるため、
WHO の『自殺報道ガイドライン』を踏まえた報道の徹底をお願いいたします。

芸能人の自死はその影響力の高さから希死念慮を抱えた人々のアクセルを踏んでしまう可能性があることを理解しなければなりません。

HSPと相次ぐ芸能人の死について考える⑧後追いの観点から見た場合

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Photo by Anne Nygård on Unsplash

1986年にアイドルの岡田有希子さんが亡くなった際は報道が過熱した影響もあり後追い自殺が多発したと言われています。

又2001年には芸能人のとんねるず率いるグループの「野猿」が開催した際は、福岡県の女子高校生2人が命を絶っており大きく報道されました。

女子高生二人は「野猿が解散するならもうどうでもいい」と周囲に漏らしていたということや野猿が解散時に使った撤収という文字を遺書としていたことから、野猿開催を悲観しての自殺であったと可能性が高いとされています。

実際の後追いをされた方々がHSPがどうかは今となっては分からないのですが、やはり物事を他人軸で考えやすく、何のフィルターもなく感情を受け取ってしまうHSPにとって後を追ってしまう心理的状況になるというのはありえるのかもしれません。

HSPと相次ぐ芸能人の死について考える⑨2020年に自死されたとされる芸能人

HSPと相次ぐ芸能人の死について考える⑩それでも生きていく

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Photo by Aaron Burden on Unsplash

ご自身がHSPの芸能人で場合で現状が苦しくなっても、好意にしていた芸能人が亡くなって辛かった場合でも、私はそれでも生きていて欲しいと思っています。

あなたの道は芸能界にしても、今の仕事にしても一つではありません。

人は辛くなると心理的に一つのことしかないと考えてしまいがちです。

必ずあなたの生きていける道があるはずなのです。

HSPと相次ぐ芸能人の死について考える⑪芸能人のHSP対処術

実際に自身をHSPだとカミングアウトされた芸能人の中にロンドンブーツ1号2号の田村淳さんがいらっしゃいます。

田村さんは忙しい中でHSPの気質と向き合う術として下記の様に回答されています。

——負の声をどのようにコントロールしますか?
田村:僕は、受け止めようとします。で、どんな言葉を交わしたら分かり合えるのか想像します。その時に出てくるのは、相手への譲歩だったり優しさだったりするので、それはもう自分の宝としてしまっておく。実際はそんなにうまくいかないだろうから、想像だけでとどめて楽しんでいます。

——受け止めた上で、うまく逃すという。
田村:うん。そうやって、苦しみの数を上回る成功体験を増やすといいと思います。成功体験を増やすことで、苦しみは減っていくから。最初はほんの小さなことでいいんですよ。それこそ“成功”と言うのも大袈裟なくらい、自分が機嫌よくなれるような体験。そうすると、繊細であることにどんどん慣れてくる。

ダ・ヴィンチニュース

田村さんのこれまでのご活躍されてきた背景を見るとどちらかという刺激追及型のHSS型HSPの可能性を感じます。

内向型のHSPの場合はこの刺激を受けて流すということが上手くできていない様に感じます。

HSPと相次ぐ芸能人の死について考える まとめ

芸能人には才能に溢れてる方が多く、その中にはHSPも一定数いると考えられています。

HSPである以上その繊細さからは切っても切れない関係性にあるため、そういった気質を抱えながら芸能活動を続けていくことは至難の業です。

それでは他の職業に就けば良いという人もいますが、HSPが活躍できる場を奪う様なことがあってはいけません。

取材される側、取材する側にとって最良の環境が早期にできることを願って止みません

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