現代の日本において年間の離婚率は3組1組が離婚する計算になるそうです。
当然ご結婚された際は離婚のことなど1ミリも考えないと思いますが、一緒に生活していく中でズレを感じて二人と家族の将来の為に決断される方は少なくありません。
- HSP(Highly Sensitive Person)ハイリー・センシティブ・パーソンとは
- HSPの相談ができるオンラインサービス<AD>
- HSPが離婚する時に気を付けること①事前にしっかりと話し合う
- HSPが離婚する時に気を付けること②周りに気持ちを話せる人を見つけておく
- HSPが離婚する時に気を付けること③元パートナーへの連絡
- HSPが離婚する時に気を付けること④相手のモラハラを受け流すこと
- HSPが離婚する時に気を付けること⑤離婚後うつに気を付ける
- HSPが離婚する時に気を付けること⑥離婚が悪いことだと思い込まない
- HSPが離婚する時に気を付けること⑦住む場所の確保
- HSPが離婚する時に気を付けること⑧離婚後の収入確保
- HSPが離婚する時に気を付けること⑨慰謝料などが請求できるか専門家へ相談する
- HSPが離婚する時に気を付けること⑩離婚に必要な知識を身に付けておく
- HSPの離婚率は?
- HSPが離婚する時に気を付けること まとめ
- HSPが離婚する時に気を付けることを読んだあとのおすすめ記事
HSP(Highly Sensitive Person)ハイリー・センシティブ・パーソンとは
HSPとは1996年アメリカの心理学者のエレイン・N・アーロンにより提唱されたHighly sensitive personの略で高い感覚処理感受性を有する人、または気質のことを指します。
HSPの特徴
- 一つのことを深く考えるのが好き
- 共感しやすい
- 感受性が豊か
- 人にやさしくできる
- 大きな音や光の刺激が苦手
- 人混みが苦手
- 気を読み過ぎて疲れる
- 近くで誰かが怒られていると自分が怒られている様な気分になる
- 忘れたい過去が繰り返し蘇る
- 他人に何か指摘されると中々そのことが頭から離れない
- 周りが自分をどう思っているか強く気になり不安になる
HSPの相談ができるオンラインサービス<AD>
料金 | ・閲覧は無料 <相談料金> ・チャットやタイムラインへのコメント:3PT/文字(未課金の場合は6PT/文字) ・画像送信:50PT/枚 ・通話相談:200PT/分 ※1ポイント(PT)=1.5円で購入。 <キャンペーン> 専用アプリをインストール後にご登録キャンペーンとして、通話15分にあたる最大3,000円分のポイントをプレゼント中。まずはプレゼントポイントで気軽に【Gift】を試してみましょう。 |
申し込み方法 | STEP1 アプリをインストール STEP2 掲示板を見る STEP3 必要な場合はチャットもしくは通話相談でカウンセリングを受けることも可能 |
受付時間 | 24時間 |
支払い方法 | クレジットカード(Google Play・Apple pay) |
運営会社 | One-DT株式会社 |
体験談
HSPが離婚する時に気を付けること①事前にしっかりと話し合う

HSPは物事に対して深くじっくり考える気質を持っているので、離婚の様な重大な決断をする際はしっかり考えて決断をされる方が多いと思います。
しかし夫婦が離婚する際に喧嘩が原因となって一時的な感情のまま手続きに走ってしまい実際に別れてしまって後悔しまうケースがあると言います。
あまりHSPにとって軽はずみにそういった行動を取るとは考えずらくはあるのですが、私はどんなに相手の事をもう信頼できない状況だとしても、夫婦で行う最後の仕事としてしっかり向き合ってくださいとお伝えしています。※DVなどが原因の場合はこれに当たりません。弁護士など代理人を立てることも検討して欲しいです。
理由はどんなに自分が望んだ離婚であっても離婚後に必ず鬱状態になると言われており、感受性が高いHSPにとっては耐え難い時間になるでしょう。
場合によっては離婚後の状況に頭が追い付いていかずに「適応障害」になる方もいらっしゃいます。
結婚生活が長ければ長いほど、二人で居た時間が長かったわけで急激な環境変化に心と体が追い付いていかないのです。
ですので、自分の心がしっかり物事に追いついていくように時間を稼ぐという意味でも夫婦で話を重ねてから結論を出す様にしましょう。
HSPが離婚する時に気を付けること②周りに気持ちを話せる人を見つけておく

離婚後は孤独を感じて気持ちに辛さを抱えたり、不安な気持ちと戦いながらも「頑張らないと」と気が張っている状態です。
HSPの場合は特に将来への不安や一生このまま一人なのかと深く落ち込むことも多く、今までやっていたルーティーンを止めてしまうことがある様です。
中には心身の不調で仕事を退職される方もいますが、社会との接点は持っておくようにして欲しいです。
それが仕事でなくてもちゃんと話を聞いてくれる友人、家族、カウンセラーが一人でもいると心の負担が減ることでしょう。
一人で抱えている状態は自分の世界を狭くして視野を狭くしてしまうので気を付けてください。
HSPが離婚する時に気を付けること③元パートナーへの連絡

別れた後に一緒に住んでいた場所へ行ったり、用もないのに元パートナーへ連絡するのは極力止める様にしましょう。
HSPのあなたはもしかして一緒に居た頃を頭の中で鮮明に思い出してしまうので、またその思い出に触れたくなるかもしれません。
しかし、その思い出から離れない限りあなたが前に進むことはできません。
HSPは深く考えこむ気質から恋愛に対して依存傾向にある方もいて、立ち直りにも時間を要します。
離婚後に精神的に落ち着くまでに大体時間にして2年から3年程かかる様です。
これは世の中でいう再婚率のデータで、大体離婚後に3年以内の再婚率は3人に1人の割合だそうで合致しています。
過去は振り返って変えることはできないと言いますが、それは本当のことです。
双方の為に新しい生活に目を向ける様にしましょう。
HSPが離婚する時に気を付けること④相手のモラハラを受け流すこと

人は悲しいもので、結婚する時はあれだけ幸せな時間を過ごしたのにも関わらず離婚をする時は冷酷な言葉を相手にぶつけることがあります。
それは俗にモラハラと言われるもので、「だからお前はダメなんだ」「ただで別れられると思うなよ」といった相手を脅す様な文句などが含まれます。
HSPはそういったモラハラに対して真正面から受け止めてしまうと深く長く傷ついてしまいます。
またそういった行為で相手は怒りに任せて憂さ晴らしをしたり、あなたが傷ついたところを見たい訳ですからそのまま落ち込んでしまったり、涙を流してしまえばまさに相手の思うがままです。
相手に酷い言葉を投げかけれれても「私はそんなんじゃない」「あなたの思う様にはならない」と一人でいる時に声に出してみましょう。
人間は言葉に出すことで脳を暗示することができます。
HSPが感受性が高いことを逆に利用した手法になるので、苦しんでいるHSPにはぜひ試して頂きたい対処法になります。
HSPが離婚する時に気を付けること⑤離婚後うつに気を付ける

前述した通り、どんなに離婚を望んだ夫婦であっても離婚後に何らかの気分の落ち込み、離婚後うつに陥る方は多いです。
特に男性は離婚後うつになりやすいそうです。
主な症状として離婚後に辛い気持ちを忘れようと仕事に精を出すのですが、徐々に仕事のパフォーマンスが落ちてきてミスが目立つようになり仕事の無い日は1日ベッドから動けなくなるといったことが起きやすいです。
又、気付いたら涙が出ていたなど非常に精神的に不安定な時期が続きます。
もし6カ月以上、重度の気分の落ち込みや抑うつ状態が続いた場合は近くの心療内科で受診をしましょう。
抵抗がある方もいるかもしれませんが、「死にたい」「消えてしまいたい」と思っている状態は異常事態です。
緊急性が高い場合は専門医の診察を受けて精神薬を服用することは当たり前だと考えましょう。
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HSPが離婚する時に気を付けること⑥離婚が悪いことだと思い込まない

まさか結婚した当時は離婚した当事者たちも自分達が離婚すると思って結婚に至ったわけではないと思います。
ですので、どうしても離婚をすることを社会的に悪い影響があるのではないかと心配してしまったり、周囲のイメージを人一倍気にしてしまうのがHSP気質です。
結婚が新しい人生の門出であった様に、離婚もまた新しい人生の出発地点になります。
一人になってやりたいことをする時間が増えて趣味や一人旅に出掛ける人もいますし、少しゆっくりしたら新しい出会いを求めて街コンや結婚相談所へ登録される方もいます。
実際に再婚を経て幸せになったカップルは世の中にはたくさんいます。
離婚=悪ではなく新しい可能性を探る時なのだと前向きに考えましょう。
HSPが離婚する時に気を付けること⑦住む場所の確保

ここからは少し実務的な話になります。
婚姻関係にある時は夫婦は民法752条で「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。」と定められています。
しかし離婚すればこれに従う必要はありませんので、新居を探すことになります。
- 夫婦で住んでいた場所もしくは元パートナーが住んでいる場所から極力離れる
離婚時には今までの生活を好転させる為に結論に至ったはずです。
そんな前向きな気持ちを持ちながら、思い出の場所へ行ってしまったり、元パートナーに頻繁に道端で会ってしまえば気持ちの切り替えはいつになってもできません。
できれば夫婦で住んでいた場所や元パートナーに会う可能性がある所からは離れる様にしましょう。 - 家賃を安くしたいのは分かるが、狭い・騒音などあまりストレスになる部屋には住まない
離婚後は心理的に非常に強いストレスがかかったまま新生活を迎えることになります。色々お金がかかることから新居にはお金をかけたくないのは分かりますが、住んでいて心地が良くない住居で我慢して住むことは更にストレスをかける要因になりますので止めましょう。 - 職場からは近い方が良い
これもストレス対策になりますが、家賃が安いのは比較的都心部から離れた郊外とはいえ通勤時間が長くなる遠方はあまり勧めません。
満員電車に乗ることはあまり自覚がないのですが朝から心理的負担を強いる行為になります。
HSPが離婚する時に気を付けること⑧離婚後の収入確保

離婚後特に専業主婦として働いていた方は離婚後の収入についてよりシビアになることでしょう。
元々独身時代にしていた業界に戻る方もいれば、お子さんとの同居を見据えて近所でパートなどをするというケースもあると思います。
いまは副業時代ですので、一つの仕事にこだわらず生活スタイルに合わせてできる仕事を増やしてきましょう。
HSPが離婚する時に気を付けること⑨慰謝料などが請求できるか専門家へ相談する

離婚原因や背景に寄りますが、パートナーの不貞行為などが原因で離婚に至った場合は相手へ慰謝料を請求することができます。
しかしこれには相手が不貞行為をしていたという確固たる証拠が必要となることがほとんどです。
具体的にはパートナーと不倫相手がホテルから出てきたり、いるはずのない自宅から二人で出てくるといったシーンの写真などから、パートナーの車にGPSを付けて不倫相手の家に行き来している証拠をデータで抑えるといった方もいるそうです。
何も証拠も無しに「不倫していた!」と言葉や感情のみで離婚裁判で訴えてもそれが証拠となるケースはないのです。
このあたりのことは弁護士など専門家に話を聞くようにしましょう。
HSPが離婚する時に気を付けること⑩離婚に必要な知識を身に付けておく

離婚に際してはこのページで話しているメンタル面だけでなく、法律面や新生活のことなどたくさんの労力を使うことになります。
特にいまはインターネットで調べれば離婚に関する知識をある程度得られると思います。
その知識をもって弁護士などの専門家とお話をすると話がスムーズかもしれません。
くれぐれも弁護士に相談したからあとは大丈夫という姿勢より、自分の将来に関わることなどにしっかり向き合っていくようにしましょう。
HSPの離婚率は?
これについては日本全体のHSP数が把握できていない以上正確な数字を算出するのは難しいでしょう。調べる限りそういったデータはどの調査会社からもまだ発表されていない様です。
前述した通り、日本での離婚数は2019年度の厚生労働省の調査によると約20万9,000件にものぼり3組に1組の割合で離婚するカップルがいる現状です。
双方がHSPの夫婦と片方がHSPというケースもあると思いますので、一概には言えませんがHSPだから離婚するしないという調査結果が出るのはまだ先になりそうです。
HSPが離婚する時に気を付けること まとめ
実際に世の中の離婚件数は延びており、この件数は延びていくものだと考えられています。
それは人の生き方が多様化して、一人でも生きていけるだけの知識や余興が増えたことにも繋がっています。
HSPにおいては何よりも繊細さが優先されますので離婚における調停・裁判などの行為はどうしても身体や心を疲弊させていくものです。
それでも状況として疲れたから離婚をしないとする訳にもいかないでしょうから、自分を何よりも大切に考えケアをしながら粛々と対応して頂きたいと思っています。
HSPのあなたにとって最善の選択になる様に祈っております。